hanamomiji diary

関西在住の外資系企業で働くワーママの育児や生活の忘備録。

せかほしを見て台湾へ行きたい熱が高まる

NHKの『世界はほしいモノにあふれてる』は大好きな番組。世界中のストーリーのあるモノを買い付けるバイヤーに焦点を当てている。2/25放送の「情熱台湾!あったかレトロを探す旅」は、個人的に思い入れがある台湾が舞台だったこともありとても面白かった。

 

イギリスへ留学していた8年前、大学に多くの台湾からの学生が在籍していたので台湾には友人が多い。台湾人の人への気遣い、考え方が日本人に近いものがあり、何人かはとても親しくしていて今でも親交がある。

台北セレクトショップを営むバイヤーの青木由香さんは、ノスタルジックな『オールド台湾』にこだわって買い付けをされていて、エビの絵が描かれた小さなエビ皿『龍蝦(ロンシャア)皿』を見つけて大喜びする姿が可愛らしい女性だった。番組で紹介される台湾の古い中に温かみがあるモノたちを見て、「確かにこんなの持ってたなあ~!」と友人達と過ごした日々を懐かしく思い出す。

特に台湾の電鍋は数人の留学生が留学先に持ち込んでいて、米を炊いたり、煮物を作ったりしていて便利そうだなと思っていたモノだった。色合いや形も何とも言えずレトロで可愛くて、番組内でJUJUが購買意欲を見せていた。

 

 

番組では先住民の習慣や暮らし、織物や刺しゅうへの思いなど、私の知らなかった台湾についても紹介されていて興味深かった。友人の一人が大学院の卒業設計で機織り機で織ったテキスタイルを作っていて、もしかしたら彼女は自分のルーツを表現したのかもしれない。パイワン族の方の、「好きじゃないものなんてないわ、心を込めて刺繍したものだから。」という言葉が素敵で心に残った。

 

番組内で由香さんは月桃クラフトのカゴを作るキットを企画していて風合いがよく欲しくなっちゃうな。引っ越しを前に断捨離しようと決意するも、スペースができたら新しいものが欲しくなる。新居ではストーリーのある、長く付き合える良いアイテムも買い足したい。当分は子供が小さくコロナで海外には行けない状況だけど、いつか台湾の友人を訪ねて、由香さんのお店にも行ってみたい。